■特集 紙(第3号より)
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紙ついて - 紙の不思議 -
誰かに手紙を書く時、仕事から離れ、普段使っている便せんとはちがった、ちょっといいものを手にされるのではないでしょうか。"想い"を伝える時、誰しも一枚の紙を選ぶことから始めるのだと思います。
また、旅行された時、旅先のホテルで、よく磨き込まれたドレッシングテーブルの引き出しの中に、きちんと角をそろえたレターヘッド(便せん)と封筒を皆様もよくご覧になることと思います。そのデザインと髪質からそのホテルの心遣いがうかがえるものです。
HAKASE通信第3号では"紙"に注目し、次のような問題提起をしてみることにしました。
この中で、そう言われてみるとそうだなァという点がいくつかあると思います。
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1.
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自分に合った万年筆と、その万年筆に合った紙
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2.
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紙によって同じ万年筆で書いても、こんなに書き味がちがう
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3.
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紙にも表面の表情、色、線のあるなし、大きさ、たて書き、横書き、などたくさんの要素がある
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4.
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インクの浸透のし方のちがい
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5.
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封筒に入れる時、3ツ折り、4ツ折り?
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6.
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手紙を出す時、1枚余分に入れるのはなぜ
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7.
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逆に言えば、紙を代えることでいろんな書き味を楽しめる
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HAKASEでは特に 2. を皆様に身を持って体験していただこうと、(株)ヤマト、(株)竹尾の2社の御協力ものとに、試筆紙を用意いたしました。同封されている6枚の紙がそれで、それぞれ紙の名称を表示していただきました。
全て白い紙に限定したのは、'書き味'のみを比較していただく為で、色を変える事はさけました。
さっそく皆様の万年筆を取り出して書いてみて下さい。
紙には数え切れない程の色、厚さ、種類があります。この6枚は昨年、山本氏と上京し、2社を訪ねた時いただいたたくさんのサンプルの中から山本氏に選んでいただいたものです。少しは(たった6枚を比べただけでも)書き味の違いをおわかりいただけたと思います。(たての少し短いのが竹尾さん提供です。)
つまり、良い(自分に一番合った)万年筆で一番気持ち良く書こうと思えば、万年筆と自分の書きぐせに合った紙も選ばなければならないということです。
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第3号に同封された6枚の試筆紙
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■(株)竹尾 栗原耕治さん訪問記(第5号より)
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これまで紙に関する資料、試筆紙などでご協力いただいている(株)竹尾の栗原さんをお礼かたがた訪ねました。
『リサイクルペーパーについて』
以前"紙"特集ではちょっと紙質にこだわった紙のご提案をいたしました。しかし、今、時代はエコロジー。紙の消費に関してもリサイクルがいろいろ叫ばれております。
特に欧米では大きな会社程、リサイクルペーパーを積極的に使用しているようです。なぜなら、それが社会的に企業としての使命であり、企業として認知される1つの要因だからだそうです。
しかし、リサイクルには多くの薬品も使用するようで、それが果たして地球にやさしいのか・・・?疑問です。
結局、リサイクルペーパーを考える事以前に、紙そのものの使い方、むだなく使う事を考えなければならないのではないかというお話でした。
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